先日、記事を更新しようとした際に突然エラーが発生し更新が不可となったため、その対処に追われました。
今回はその時の対処法について、ご紹介します。
※ただし今回は応急処置的方法での解決となりますため、その後に別の対処が必要になります。
エラー内容.
サーバーエラー(501 Not implemented)
操作時に上記のエラーが発生します。次の操作で発生することを確認しています。
原因.
今回使用していたのはエックスサーバーさんでレンタルしているサーバーですが、
その中のセキュリティ項目「WAF設定」が原因のようです。
WAF(ワフ)は”Web Application Firewall”の略で、「Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃」からWebサイトを保護するセキュリティ対策です。Webサーバーの前段に設置して通信を解析・検査し、攻撃と判断した通信を遮断することで、Webサイトを保護します。
引用元:Canon – WAFとは?
先ほど挙げた操作でWAF設定に引っかかり、サーバーエラーが発生しているようです。
サーバー管理パネル > セキュリティ > WAF設定
対処法.
セキュリティ項目をすべて「OFF」にすることで一時的に更新可能な状態になります。
設定の反映には、数秒~数分の時間がかかります。
「反映待ち」の状態では設定がまだ反映されておらず、「ON」の設定状態のままとなりますため、「反映待ち」表示が消えるまでお待ちください。
消えない場合は、設定がサーバーには反映されていて画面だけ反映されていない可能性もあるため、キーボードの「F5」でサイトの表示を更新すると消える可能性もあります。
最後に.
冒頭でもお話ししました通り、今回の対処法は一時的なものとなります。
今回OFFにしたWAF設定はウェブサイトを守るために重要な要素となりますので、
基本的にONのままにしておくことが理想です。
しかし記事によっては絶対に引っかかる項目があります。
(例えばSQLを題材とした記事の場合、WAF設定の一つである「SQL対策」にひっかかります)
そのため、そういった記事を更新する際のみ一時的にOFFにし、それ以外の時は常時ONにしておきましょう。